カリスマ

任天堂 “驚き”を生む方程式

任天堂 “驚き”を生む方程式

読みました。職場の行き帰りの電車の中で少しずつ読んでたんですけど、途中まで読んで岩田社長や宮本さんのほとんど知ってる内容だったので、自分はホント岩田ウォッチャーなんだなと思うと同時に、このままずっとほとんど知ってる内容だったら買う必要なかったかなと思ったものです。でも、途中から横井軍平さんのエピソードや、山内前社長のインタビューがあって、このあたりは知らないことだらけで面白かったです。現在の任天堂を語る上でもやはり横井さんと山内さんの影響というのが大きいと改めて思いました。横井さんは亡くなってからその名前を知ったんですよね、それまでに自分も知ってるいろんな物を生み出してきたんですね。

岩田社長と宮本さんがDSの仕様を話し合ったという本社に近いゴルフ練習場の建物の2階にあるというイタリアンレストランというのが出てきたので、これは認定聖地だと思い、今度京都に行ったら行かねばと思ったんですけど、本の最後で任天堂がこのゴルフ練習場の土地を買い取り、本社から離れたところにある研究開発施設を移すと書いてありました、てことはこのレストランもなくなってしまうのかな…、岩田社長も食べたレストランに行ってみたかったな。

しかし山内さんはゲームはほとんど触らなかったのに、任天堂を成功へと導いて行ったんだよなあ、精通してるからいいというわけでもないってことか、それとも読みが鋭いってことなのか、それがカリスマなんだろうな。