銀行員に誘われた

長崎に引っ越してからというもの、諸々の住所を変更しようとは思っているんですけど、これがなかなか面倒でしかも思い出せないんです。これって引っ越したらなんか言っといた方がいいんだっけ?とかそもそも住所なんてない、天使なんかじゃないものもあるし。ひとまず転居届を出しているので、転送された郵便が届けば、その都度住所を変更していくというのがいいのかなあ。また、今回は前の住所にまだ姉が住んでいるので、そちらに届いたってあまり不都合な真実はないというところでありまして、それがまた僕をのんびりさせてしまう原因でもあります。
今日は福岡銀行へ住所を変更に行ってきました。銀行は特に住所を変更しなくてもいいというか、そもそも口座作るときに住所とか書いたっけ?くらいの記憶なんですが、引っ越す前に銀行からハガキが届いてたので住所は伝えてたみたいです。
で、そのハガキというのがアレでして。そろそろアナタの持っているキャッシュカードが使えなくなるから新しいのを送りますよ的なお知らせハガキで、しかも新しいキャッシュカードを作るのに手数料口座から引いとくからヨロシクね〜的なことも書いておりまして。え〜そんなの聞いてねぇ〜、ていうかキャッシュカードに有効期限があるなんて知らなかった〜というのが正直な感想です。今のもICキャッシュカードなのですが、セキュリティの観点から有効期限を切っていたみたい。新しいICキャッシュカードはセキュリティ技術の向上で有効期限がないそうで、このようにお金をかけて更新するのは今回だけのようなので、それならば更新もやぶさかではないというところです。
ただ、実を言うと今まであまりキャッシュカードを使ったことがないんですよね。お金の出し入れは記帳も兼ねて通帳でほとんどしていたので、普段はキャッシュカードを持ち歩くこともなかったです、もちろん通帳だって持たないですよ。なのでこの更新を渋ってもいいのはいいのですが、長崎に引っ越したことでキャッシュカードにしなければならない理由ができました。それは通帳で出し入れできるところが長崎には少ないということです。
福岡銀行長崎市内には1店のみ。福岡銀行でないところのたとえばコンビニATMで通帳で出し入れができるのか知りませんが、長崎の親和銀行福岡銀行のグループで、親和銀行のATMは福岡銀行のATMと同じような利用手数料で使える、その親和銀行のATMで通帳が使えなかったのです。でもキャッシュカードなら使える。親和銀行なら至る所にあるので、それならばキャッシュカードを持っていないといけない、ということです。
そんなこんなで、福岡銀行で住所変更したのですが、新しい住所を書いた届け出用紙を受付に渡してしばらく待っていると、メガネをかけた銀行員さんが僕のところにわざわざ来てくれて、手続きの完了を伝えてくれました。ずいぶん丁寧だなあと思っていると、話はそれだけでなく、金融商品のオススメをしてくれました。
こんな無職に金融商品をススメるのか〜と思いましたが、まあ色々あるからススメてくれたのでしょう。それに勧められて悪い気はしません、社会的なステイタスもあるのかしらみたいな感じになります。今まであまり触れてこなかった金融商品、少し考えてみるきっかけにもなりました。
ところで、その勧めてくれたメガネの銀行員さん、なぜか少し申し訳なさそうに僕に話しかけてくれたんですよね…。見込み薄と感じたのかどうなのか、気になるとこです。また話を聞きにいこうかしら?