自転車の鍵をなくした事変

いや〜大変でした。自転車の鍵をなくしてしまって……。
それはある日のこと。自転車で出かけた僕は、途中で忘れ物に気づき、ウチに取りに戻りまして。ウチの近所には鉄道の踏切があるけど、結構長い時間閉じたりすることもあり、自転車でなく歩いてなら跨線橋などを渡れるから、踏切の近くに自転車を止め鍵をかけ、歩いて踏切を超えウチに帰り忘れ物を取りに行ったのです。
で、忘れ物もちゃんと取ったので、また歩いて踏切を渡って自転車を止めたところに戻ったけど、その時に気づいたのです、鍵がないと……。
ウチに戻ったときに鍵を置いてきちゃったのかなと思い、ウチに戻ったものの鍵はなく……。とすると、踏切の向こうまで自転車に乗っていったので、そこまで鍵はあったから、踏切の向こう側に自転車を止めてからウチに戻る間の近距離で鍵を落としたことになるなと。
ということで、ウチと自転車を止めた踏切の向こうとを何度も往復して探したものの、鍵は見つからず……。向かいのホーム、路地裏の窓、こんなとこにいるはずもないのに……。なぜだろう、こんなに短い距離で、ついさっきなくした鍵なのに見つからないなんて。このまま自転車を屋外に置いててもアレだし、近いからとにかくウチまで運んで帰ることに。
そう軽くもない自転車をかついでウチまで帰ったものの、鍵はなくこのままでは走ることはないわけで。鍵を切ってしまうか?でもそんな道具はないし……、ということでとりあえずフテ寝して時間を置いて探しました。
そして、明け方の街、桜木町で……見つかりました!もちろん桜木町で見つかったわけじゃないけど、やっぱり何度も探してたウチと踏切の間で見つかりまして。なぜ初めは見つからなくて、もう一度探すと見つかるのかなあ。悩みを相談したからよかったのかなあ。なんにせよありがとう、僕の眼。ありがとう、鍵よ見つかってくれて。

という、鍵をなくしてみつけたという自作自演ではないけど、マイナスからプラスへ座標軸を渡っただけの話なので、最近作った晩ごはん、ピーマンとじゃがいもと牛肉の炒めです、おいしかった。