ラジオを聴くのは回転寿司でレーンを眺めているのに似ている

最近、日中はラジオをよく聴いています。聴いているというよりは聴かされているのかもしれないんですけど、なんにせよ聴いてます。聴いているのはJFN系の地元のFM局で、僕としてはFMは独立系のCROSS FMが好きなんですけど、どうもチャンネルとチャンネル権がどこにあるのかわからないし、JFN系も好きな番組あるし聴いています。
ラジオをずっと聴いていると、やっぱりラジオっていいよねって思いますよね。ラジオから様々な曲が流れてくることで色んな曲を知ることができます。自分の好きな曲だけ聴くのもいいんですけど、ずっと好きな曲だけ聴いているわけにもいかないし、たまには他からもいい曲をレコメンドして欲しいというか、自分の地平線を拡げたいときにはラジオはいいですよね。
それが回転寿司に似ていると思うんです。回転寿司、僕はスシロー大好きでスシローしか行ったことがないから他の回転寿司はよく知りませんが、回転寿司に行っても好きなネタは注文できるので、まずは好きなネタを食べるでしょう。僕の好きなネタは松前漬け軍艦です!でも好きなネタもひと通り食べたら、もう好きなネタも食べなくていいし、何か美味しそうなネタないかなあってくるくる回るレーンを眺めることありませんか?そう、それがラジオから流れる曲に耳を傾けているときに似ていると僕は思うんです。
回転寿司のレーンから思いもよらない美味しいネタをもらったとき、それはラジオからふっといい曲が流れてきたときになるわけです。
もちろん回転寿司ではなくカウンターの寿司屋の大将からオススメされてもいいんですけど、それは言うならば仲の良い友達が貸してくれたカセットテープみたいなものでしょうか。
そんなラジオなんですけど、ずっと聴いていると、このパーソナリティってどんな人なんだろうと思うことがあります。Japan Furusato Networkというミニ番組がありまして、そのパーソナリティをしているサヘル・ローズさんという方、始めはなんという名前かすら聴き取れなくて分からなかったんですけど、なんとなくタイトルコールの言い方が面白くって覚えてしまいました。そのサヘルさんをこの前テレビ見てたらふいに見かけてしまいまして。これがサヘル・ローズさんか〜見たかったような見たくなかったような……。なぜかラジオで知った人の顔は積極的に知りたくない感じになってしまいます、これはなんでなんだろう。ラジオはラジオのままでいて……という心の声なのかもしれません。
そんな僕の今もっとも顔を知らずにいたいパーソナリティは、ディア・フレンズの坂本美雨さんです。この前は2世芸能人同士で話しているのが、ああお嬢様たちなんだなあとか、要潤の声かっこいいなあとか思いながら聴いている、朝の終わりかけのいい番組です。歌を歌っていても顔が出てなかったし、今もラジオじゃ顔は知れないし、このまま知らずに電波の向こう側の人でいて欲しいな、なんて思ったりもします。