高宮はるかと宗方真介

この日記に辿りつく検索語で最近最も多いのが「高宮はるか」と「松井美里」です。このふたり、知ってる人は同一人物だとわかるのですが、地域性もあるし知らない人も多いことでしょう。地方私鉄であり日本一のバス保有台数を誇る西鉄の広報室で働いているという"てい"の高宮はるかさんを、松井美里さんが演じているわけです。CMとか西鉄サイトで見ることができます。
http://blg.nnr.co.jp/haruka/2012/05/post-270.html
西鉄が走っていない地域の人に、これに近い状況のものを挙げるとすると、日本生命のみらい創造推進室の宗方真介があります。この春くらいからCMやってると思います。生命保険のCMなのになぜか「いとしのレイラ」がかかっているCMです。保険も乗り換えようぜ、寝取ろうぜ、みたいな深いメッセージが込められているのか、いないのか。ちなみにこの曲はイントロのギターリフが印象に残っているんですけど、最後の方はしずかなピアノのメロディで終わるんですね。そっちの方もこのみらい創造推進室のCMで使われていたんですが、始めはいとしのレイラだとは思いませんでした。
http://nissay-mirai.jp/p/promotion/member/
で、こうやって実在企業の架空社員を誰かが演じているというふたつのパターンが出てきているんだけど、どうしても高宮はるかは実在しているように思えて、宗方真介は実在しなさそうなんですよね。
まず、その架空社員を見たタイミングです。高宮はるかは松井美里という人を知る前に高宮はるかとして出てきたので、そのあと松井美里としてテレビのレギュラーを持っている今でも高宮はるかと思ってしまいます。たしかこれは西鉄の高宮はるかが始まるときに、最初は本名などを出さない契約の方向性があったと何かで読んだ記憶があります。
一方の宗方真介ですが、彼は以前に何かで見たことあるし、周りを固めている推進室のメンバーが板谷由夏だったり、上司が小木茂光さんだったりと、どこからみてもドラマチックなキャスティングです。その点で架空の話感が上積みされてしまいます。
あとは、西鉄は地域の会社なので身近に高宮はるかがいそうと思わせてくれるけど、日本生命はどこからどうみても大企業だし、プロ野球交流戦もスポンサードしてるし、そんなところも遠い世界の話かなと思ってしまうところです。
どちらが良くてどちらが悪いということではなく、いろんな広報のあり方がある中で架空社員が同じようなタイミング(高宮はるかは数年前からですが)で出てきても、企業の地域性などから感じ方が変わってくるんだなあと感じたわけであります。
で、その高宮はるかこと松井美里さんはTwitterもされてるんですけど、これを読んでも高宮はるかが書いていると思ってしまい、なんとなく違和感を勝手に感じてるんです。高宮はるかが外車の隣で写真は撮らないだろうとかそんな風に思ってしまう自分がまさに西鉄の思うツボということで。西鉄昔は通勤でよく乗ってたから楽しかったですよ、あの時間。