ファンクションとエモーション

この前の金曜日の深夜だったか、土曜日の深夜だったか。多分土曜日の深夜だと思うんだけど、サッカーを見終わったら、そのまま岡田武史とレジェンドたちのトーク番組なるのもが始まって。それがかなり面白くて、2時間近くあったのを全部見てしまいました。岡田さんとラモスさんや木村和司さん、水沼さん(父)などが出て、94年の前あたりからの日本代表を振り返りながら好き勝手話すって番組でした。

ラモスさんと和司さんがホントに好き勝手話してて。ザッケローニは嫌いだとかハリルも嫌いだとか。ザッケローニのサッカーはダメだったと言ってた2人を、そうなの?って感じの反応していた岡田さんがいたりとか。岡田さんはザッケローニのような戦い方を本当はしたかったのかもしれないなあ。

でも現実路線として直前に方針転換2010年の話を聞けてすごく良かった。2010年W杯の前に行った韓国との試合で、内容はいいと思ったのに無得点で負けたことで、方針転換を決めたとのこと。阿部はアンカーではなくて、MFを5人横に並べたらしい。現代の5レーンに通じるところなのかな。

んで、その番組の中で岡田さんが言ってたことですごく興味深かったのが、日本人はファンクションとエモーションの分離が上手くできなくて、岡田が監督だから日本代表を応援するのやめようとか言う人が出てくると話してたこと。言われて確かにそうだなあと思いました。今回も直前での代表監督交代で、なんとなく日本代表に興味を失いかけていたけど、そんなことで興味を失う必要はなくて、自分たちの代表なんだから誰が監督だろうが応援すればいい。もちろん監督交代については色々検証もして欲しいけど、それとこれとは別って思えばいいやんって思えました。

てことで、今夜は応援しナイト、21時から。

確かに僕もファンクションとエモーションの分離ができてないことあるなあって思いました。その番組、めっちゃ面白かったし、岡田さんの話が含蓄ありました。選手としての知名度はその場の中では下でも、監督としての実績と場数が全然違うので、言ってることに説得力がありました。

あと、NHKの今年のサッカーテーマ、スピード感がなくて試合映像と一緒に流れると合わない感じがします。それが今風なら、残念ながら自分の感覚がもう追いついていないんでしょうね。