北九州将棋フェスティバルに行ってきた

9月15日・16日に小倉駅近くで行われた北九州将棋フェスティバルの前夜祭と記念対局などに行ってきました。小倉は博多からだと少し離れているので、15日に泊まるという手もありますが、土日祝日だと博多〜小倉を3000円ちょいで日帰りできる切符があるので、今回は両日ともに日帰りしました。昔は小倉へ在来線の普通で行って、結構時間かかってたけど、新幹線だとあっという間で近所に出かけてるみたい。

まず前夜祭。会場は小倉駅近くのホテルでした。将棋関係の前夜祭というものに行くのは5月の名人戦第4局の前夜祭以来の2度目。まだどう立ち回っていいのかよくわかんないのですが、今回はタイトル戦のような公式戦を控えている訳ではないので、棋士の方もリラックスした感じでした。しかも棋士女流棋士の先生方が10名以上も来られるので、めっちゃ楽しい前夜祭でした。

北九州市長も来られての乾杯のあとは、先生方が各テーブルにやってきてくれました。自分のところには井上慶太九段が来てくれました。井上九段は名人戦の前夜祭でも話ができたのですが、今回も楽しい話をしてくれたし、関西のええおっちゃんやなあって感じでますます好きになりました。

その井上九段の弟子である船江恒平六段も今回来られていて、翌日に谷川浩司九段との記念対局を控えていました。船江六段は翌週に三浦弘行九段との棋王戦決勝トーナメントの対局があるので、そのあたりのことを聞いてみたら、三浦九段とは初対局とのことで、棋王戦の次にも大事な対局があるとのことで、谷川九段とも指せる機会はなかなかないので、記念対局も含め頑張りたいと充実してる表情で答えていただけたのがすごく印象に残ってます。船江六段頑張ってほしいなあ〜。

そして谷川浩司九段です。自分が将棋を全然知らない頃でも名前だけは知っていた谷川九段。NHK杯佐々木勇気六段との対局の話などをすることができました。佇まいがすごかったです。谷川九段と井上九段は同門で、翌日のトークショーで井上九段がなかなかC級2組から昇級できなかった時、谷川九段からの、あの「報われない努力はない」の手紙をもらった話などが聞けました。

女流棋士の方も会ってみたい方ばかりで、みなさん可愛くて美しかったです。谷口由紀女流二段は「泣き虫しょったんの奇跡」に出演しているので、その時の話を聞けました。出演しているのはほんの数秒なのですが、撮影に5時間くらいかけたとか。あとはInstagramでは体調が悪そうなことが多いので大丈夫ですかと尋ねたら、だいぶん良くなってきたそうです。

そして翌日に僕は初めて指導対局を受けることにしていたので、その時の心構えも教えてもらいました。その時はどの先生が指導対局してくださるかわからなかったのですが、なんと当日指導対局をしてくださったのは他でもない谷口女流二段でした。すごい偶然、これが僥倖ってことですか?

鈴木環那女流二段は自分のイメージではボブっぽい髪が短いイメージなのですが、最近髪を伸ばしているのかなと思って聞いてみました。そしたら確かに今伸ばしているんだそうです。ショートな鈴木女流二段も可愛いですけど、長いのも似合うんだろうなあ。あと、鈴木女流二段は聞き手の時に、解説の人をしっかり見つめて話してる印象があるのですが、実際に話したときもしっかりこちらを見つめてくださって、すごく引き込まれそうなドキドキがありました。

山口恵梨子女流二段には、自分がSplatoonから将棋にハマっていったことを話して、そのきっかけとなった藤田綾女流二段とSplatoonをする配信のことなどを話して将棋に誘ってくれたことへの感謝を伝えることができました。

gyro.hateblo.jp

Splatoonから将棋にハマったって人はそんなにいないとは思うのですが、自分は実際そのルートで将棋にハマっていったので、それを話すと少し驚かれたようでした。翌日に谷口女流二段と話した時に、谷口女流二段の方から山口女流二段から聞いて僕がSplatoonやってて将棋ファンって話を振ってくれたので、女流棋士の間で自分のことを話題にしてくれたなんて、これは北九州将棋フェスティバルに行って、爪痕ひとつ残してこれたかなと勝手に思っております。なので日記に書いておきます。

山口女流二段からはゲームでは最近はOvercooked 2がオススメだと教えてもらいました。あと、Splatoonってやっぱり将棋的なところあるんですか?と尋ねたら「そんなのあるわけないじゃないですか」って即否定されました。そりゃそうか〜。将棋的なのはポケカポケカは将棋っぽいとのことです。

そんなこんなで、やっぱり将棋イベントってめっちゃ楽しい〜っていうことでした。