ほさつ

定期的にイチローのレーザービームがすごい!という記事がネットに上がって、イチローのレーザービームはメジャー史上最高の「ほさつ」だよねって書いてあって。
イチローのレーザービーム送球はメジャー史上最高の補殺!? | Full-count | フルカウント ―野球・MLBの総合コラムサイト―
前々からレーザービームが「ほさつ」っていう記事を読むたびに、「ほさつ」ってフライをキャッチしてアウトにすることであって、ヒットの打球を捕ってレーザービームで返球するのは「ほさつ」って言わないんじゃないの?ってずっと思ってたんだけど、この記事をよく読んでようやく気づきました。
「ほさつ」とは「補殺」であって「捕殺」ではないってことを。
補殺とは打球を処理してアウトにした人に付くので、イチローのレーザービームもそうだし、内野手がゴロを1塁に送球してアウトにすると送球した内野手に補殺が付く。補殺はその名の通りアウトを補うこと、英語だとアシストと呼ぶそうで、ひとつのアウトに対して複数の野手が関われば、関わった野手全てに補殺が付くのだそう、塁間で挟んでアウトにしたときとか。だからアウトの数以上の補殺があることもある。
で、自分が勘違いしていた「捕殺」という言葉は野球にはないみたい。フライを捕ってアウトにすることは「刺殺」のようです。刺殺はアウトを直接獲った選手につくみたいで、アウトと同じ数の刺殺になる。つまり三振の時はボールを捕ったキャッチャーに刺殺がつくという感じ。
野手用語って難しい。ネットで検索しても補殺を「捕殺」と書いてるサイトが多いので、ここでちゃんと「補殺」と書けるようになると野球通を気取れるぞ!ていうか補殺なんて言葉出てこないか。それにしてもレーザービームといえば、ストレート、ドキドキする。