本に載る

9月のことだったんですけど、ある出版社の方からメールをもらったんです。僕の日記に載せている写真を今度出版する本の中で挿し絵的に使いたいという依頼でした。

そんなメールをもらったのはもちろん初めてだし、もしかして新手の詐欺なんじゃないかとも思いましたけど、その出版社もちゃんと実在しているし、出版している本もたくさんあり、これは大丈夫だろうということで、その話をお受けし、写真のデータなどをやりとりました。

そして先日遂に出版されたその本がウチに届いたんです。間違いなく自分が撮った写真と、巻末には自分の名前、写真がカラーの印刷で名前も活字で載っていて。大学の頃学会誌に名前が載ったりはしたけど、そういうのとは違う本として出版されたものを見ると、すごく感動しました。

本には本名を載せてもらったんですけど、こうやって細々ながらもずっと日記を書いてきて良かったなあ、こんな面白いこともあるんだなって思いました。いい経験になりました。自分のアンテナ界隈には出版関係のお仕事をされている方がたくさんいそうな雰囲気ですけど、自分で書いたものがかたちになって出版されるってのは確かにやりがいのある仕事なんだろうなって思いました。