カウンターアタック

お昼を食べに行く時、カウンターがあるお店ではたいていカウンターに座る。ひとりだしそのほうが気兼ねしないし。ひとりで4人がけのテーブル案内されたらいくらお店が空いていてもその後にどれだけお客さんがくるか分かんないしハラハラしてしまう。なのでひとりふたりならカウンターの方が気楽とも言える。そういえばウチの父は自分が空いている店に入ったらその後にお客さんが増える招き猫アビリティがあるって昔話してた。自分にも多少あるような気がしないでもない。
いつものようにうどんを食べに行き、いつものようにカウンターに座っていたら、近くに若くてかわいい女性がカウンターに座っているのが目に入った。そういえばこの人先週もいたような気がする。先週も若い女性がカウンターに座ってうどん食べてるなあって思っていたから。
若い女性がカウンターにサラッと座ってごはん食べているのって自分はそれほど見たことがない。カウンターがあるお店でも女性はテーブルに行くことが多いと思う。でもその女性はサラッとカウンターに座ってうどんを食べていた。それがなんだかとってもかっこよかった。
たまに見かける、ひとりなのに4人がけのテーブルに行く女性やおっさん。食事をする人が少ないであろう時間ならともかく、これから食事どきでお客さんが確実に増えますよって時にひとりで4人がけに座るという神経の図太さに感心し尊敬する。そこまでの鈍感力を自分も手にしてみたいものだと。手前は4人分の食事を採るのかよと。
おしゃれカフェならともかく、カウンターもある安い食事処でそういう行動をするクソ女やおっさんは、カウンターに座りたくないというプライドからそうするのかもしれないけど、それなら安いお店で食事をしないということにプライドを持って、ゆったりできる雰囲気と価格のお店に行けばいい、そう思う。
それなのに、この前、

同世代の男として情けない。
それはそうと、この前お昼を食べて外に出たら、ひとりでどのお店に入ろうかと通りのお店をいろいろ眺めながら歩いている女の人とすれ違った。お昼食べる前なら、どこかお探しですか?ご一緒しませんか?って提案したかったけど、こちらは食後なのでそれはできず。この辺りで、一度行ってみたいお店があるんだけど、そのお店は女性が通う病院の真向かいにあって、男ひとりで入るにはかなり勇気が必要で。そこへ行ってみたかった、どうすれば行けるのだろう、教えてほしい。They say it was in india.