16か8か
FIFAワールドカップ2018、僕たちの日本代表は決勝トーナメント1回戦、ベスト16の戦いでベルギー相手に2点先行しながら3失点して負けました。この前の日記でいうなら、金井恒太六段が稲葉陽八段に序盤から中盤まで優位に進めたものの、終盤で逆転されたという感じでしょうか。それ、叡王戦でも見たような……。
これで僕たちの日本代表はFIFAワールドカップの決勝トーナメントに進むのは3回ですが、全て1回戦負け、ベスト16止まりです。決勝トーナメントで初めて得点することができて、しかも2点ともあんなに素晴らしい、ゴラッソとも言えるゴールで、2点差つけることができたのに勝てなかった……ベスト8は思った以上に遠いのではと思えたあの日の夜明けでした。明るくなっているようで、実はそうでもないというような。
ところで、この試合のウェブの記事を読んでいると、ベスト16で勝てないことを「ベスト16の壁」と「ベスト8の壁」と表現している記事があり、どっちなんだよ?と思いませんか?
僕はベスト16の試合に勝てないくて突破できないんだから、ベスト16の壁だと思うんですけど、人によっては壁を乗り越えてベスト8にたどり着けないんだからベスト8の壁と思う人もいるでしょう。
でもですよ、これが仮に決勝には何度か進出してるけど、勝てずに優勝経験がなく、いわゆるシルバーコレクターみたいになってるとしたら、それは「決勝の壁」を越えられてないってことになるじゃないですか。
それはつまり決勝戦で勝ててないことだから、今の日本代表はベスト16で勝てないから「ベスト16の壁」を越えることができてないと思うんです。
どっちも出版社系のウェブ記事なので、どちらでもいいから統一した表現にして欲しいなあ。そもそもどっちの考え方が多数派なんだろう、あと国語的に正しい表現はどうなのか、気になりますがそこまで調べたいとは思いません。